古民家の再生(2階広間)
瀬波で空き家になっていた古民家で、私たちはカフェを始めることになりました。
初めて物件を見に行った時の、手つかずの状態の写真があります。
奥の壁の白いところは、穴です。キツツキが空けたんだろうと、近所の方が言っていました。
あまり資金が無いので、自分たちで出来ることはなるべくDIYしようという方針になりました。
私たちは自分の家の壁を漆喰で塗った経験があり、また、その作業が好きだったので、「大変そうだけど、時間をかければ何とかなるかな」と思えました。
(実際作業してみると、石膏ボードやクロスの上から塗るのとは大違いで、塗っている最中にもポロポロ落ちる壁土に大苦戦でしたが・・・)
ボロボロだなぁ・・・、うまくできるのかなぁ・・・と不安も勿論ありました。
それでもこの物件を使おうと思った決め手が、やはり、梁です。
頑強に組まれた梁は本当に立派でした。曲がった自然の形がそのまま生かされていて、伐られているのに、生命力を感じます。
この太い梁や柱は豪雪地帯ならではのもので、重たい雪に潰されないよう、特に太いものを使っているそうです。昔の人は重機も無いのに、どうやってこれを運んだのか・・・。
作業中、上に乗った時も、びくともしませんでした。
さて、自分たちで穴や隙間を埋め、壁を塗り、床板を張り替え、梁と柱を磨いて…
やっと、ここまで出来ました!
壁を漆喰で白く塗ったので、雰囲気がガラッと変わって明るくなりました。
手つかずの頃と比べると、梁や柱も際立っています。
正直、壁はもっと綺麗に仕上げたかったのですが、広い家で、やらなければいけないことは沢山あります。
それに、思い立った時に出来るのが、DIYの良いところ。時間のある時に、これからもまた手直ししていきたいと思います。
別の場所のビフォーアフターも、作業が終わり次第紹介しますね。
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